投資信託は為替の影響を受ける?円安円高を気にしない投資信託の賢い選び方

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投資信託は為替の影響を受ける?円安円高を気にしない投資信託の賢い選び方

投資信託は為替の影響を受ける?円安円高を気にしない投資信託の賢い選び方

「最近、為替のニュースをよく見ますが、投資信託は為替の影響を受けますか?」

投資信託の多くは為替の影響を受けます。

一般的には円安になるとお金は増えやすくなり、円高になるとお金は減りやすくなります。

為替の動きは予想が難しいため、為替が気になる人はどちらに動いてもよいように投資信託を選びたいですね。

この記事では、為替の変動によって投資信託がどのような影響を受けるのか?や、為替の変動を気にしなくてもよい投資信託の選び方を、初心者にも分かりやすく解説していきます。

ぜひ投資信託購入の参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 投資信託の多くは為替の影響を受けること
  • 為替の動きによって、投資信託が受ける影響
  • 為替を気にしなくてよい投資信託の選び方

この記事を書いたFP
投資信託は為替の影響を受ける?円安円高を気にしない投資信託の賢い選び方
日野 大介
日野 大介
【保有資格】
CFP・1級FP技能士/一種証券外務員資格/宅地建物取引主任者/行政書士

大阪府出身。フィットネスクラブのトレーナーをしながら、個性に合わせたライフプランニングの大切さに気づき、FP資格を取得。現在は大阪、姫路、京都、鳥取、岡山を中心にセミナーとコンサルティング活動を行なっている。
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目次

1:投資信託の多くは為替の変動によって影響を受ける

投資信託の多くは為替の変動によって影響を受けます。

投資対象である海外の株や債券の価格が、為替の変動によって影響を受けるからです。

投資信託は投資家から集めたお金を運用会社が株式や債券などに分散投資をするしくみです。

▼投資対象には、海外の株や債券を投資対象にするものが多くあります。

海外の株や債券への投資は外貨で行われるため、為替が円安になったり円高になったりすると、その影響を受けます。

そして海外の株や債券が為替の変動によって影響を受けることで、投資信託も影響を受けてお金が増えたり減ったりします。

次章で為替が円安や円高になると、投資信託がそれぞれどのように影響を受けるかをみていきます。


「為替ヘッジあり」の投資信託を選べば為替の影響を受けない

海外の株や債券に投資をする投資信託でも「為替ヘッジあり」を選べば為替の変動による影響を受けません。

「為替ヘッジあり」の投資信託とは、為替変動リスクを回避するための仕組み(為替予約取引)を利用するものです。

為替ヘッジをつけることで為替の影響をなくすことができる反面、そのためのコストもかかる点には注意が必要です。

▼為替ヘッジに関しての詳しくは以下の記事でご紹介しています。


2:投資信託は為替が円安になるとお金が増えやすく、円高になると減りやすい

投資信託は為替が円安になるとお金が増えやすく、円高になると減りやすくなります。

円から見たとき、為替によって海外のお金の価値が変わるからです。

米国株に投資をする場合、円をドルに換えて購入します。

そのため、円安ドル高になって円に対してドルの価値が上がると、米国株を円に戻したときのお金が増えることになります。

逆に、円高ドル安になって円に対してドルの価値が下がると、米国株を円に戻したときのお金が減ることになります。

このように米国株に投資をする投資信託は、円安になると増えやすく、円高になると減りやすくなります。

米国株を買った際の為替変動による影響を示す図解。1ドル140円の時に100ドルの米国株(14,000円)を購入し、株価が変わらないと仮定した場合、1ドル120円の円高になると売却時に12,000円になってお金が減り、1ドル160円の円安になると16,000円になってお金が増えることを説明しています。

3:為替の変動を気にしなくてもよい投資信託の選び方

将来円安になるか円高になるかによって、投資信託は影響を受けることをみてきました。

しかし、為替の動きを予想することは困難です。

円安になるとお金が増えてお得だけど、円高になって減ってしまうのが心配という人も多いでしょう。

そのような人にとって、為替の変動を気にしなくてもよいような投資信託の選び方を知っておくことは大切です。

為替の変動を気にしなくてもよい投資信託の選び方は2つあります。

  • 長期的に為替の変動より大きなリターンが期待できる投資信託を選ぶ
  • 為替の変動による影響を受けない投資信託を選ぶ

それぞれご紹介します。

3−1:長期的に為替の変動より大きなリターンが期待できる投資信託を選ぶ

1つ目の方法は、『長期的に為替の変動より大きなリターンが期待できる投資信託を選ぶ』です。

円高による損失を株価上昇によるリターンでカバーできるからです。

世界株は世界の経済の成長により、長期的に株価が大きく上昇していくことが見込まれます。

そのため、為替が円高になったとしても、その損失よりも株価上昇によるリターンの方が大きくなり、長期的にはお金を増やすことが期待できます。

過去の実績では、世界株は長期的に大きなリターンが得られる傾向にあります。

参考:MSCIワールド指数の期間収益率(ドルベース)2025年10月末基準

  • 10年 205%(10年で3.05倍に増えた)
  • 20年 436%(20年で5.36倍に増えた)
  • 30年 965%(30年で10.65倍に増えた)

これをみると過去の世界株の上昇率は大きく、将来も同様の上昇傾向の可能性があります。

そのため、上昇傾向が続いた場合は、為替が円高になっても影響は少ないと言えるでしょう。

なお、実際に販売されている世界株の投資信託は数多くありますが、成績などにも差があるため、実績や運用体制などを踏まえて投資信託を選ぶとよいでしょう。

▼以下の記事では「初心者のための投資信託の選び方」をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

3−2:為替の変動による影響を受けない投資信託を選ぶ

2つ目は、『為替の変動による影響を受けない投資信託を選ぶ』です。

為替の変動による影響を受けない国内の株や債券の投資信託を選んだり、海外の株や債券でも為替ヘッジがついた投資信託を選ぶことで、円高による損失を避けやすくなります。


日本株に投資をする投資信託でも為替の変動による影響を受ける場合がある

日本株に投資をする投資信託でも為替の変動による影響を受ける場合があります。

なぜなら、日本には輸出企業が多いからです。

輸出企業は為替の影響で業績が左右されるため、それを投資対象とした投資信託は為替の変動による影響を受けやすいです。

例えば、日経平均に連動する投資信託(インデックスファンド)などは円高になると損失が出やすくなります。


4:まとめ

投資信託の多くは為替の変動による影響を受けます。

基本的には為替が円安になると投資信託の価額が上昇してお金は増えやすく、円高になると投資信託の価額が下落してお金は減りやすくなります。

もっとも為替の動きは予想が難しいため、為替を気にしたくない人は本文にある投資信託の選び方を参考にしてみてください。

ただ実際に投資信託は数が多く成績も違っているため、より具体的な投資信託選びはファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。

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日野 大介
日野 大介
【保有資格】
CFP・1級FP技能士/一種証券外務員資格/宅地建物取引主任者/行政書士

大阪府出身。フィットネスクラブのトレーナーをしながら、個性に合わせたライフプランニングの大切さに気づき、FP資格を取得。現在は大阪、姫路、京都、鳥取、岡山を中心にセミナーとコンサルティング活動を行なっている。
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