もう挫折しない!家計簿を無理なく続ける5つのコツをわかりやすく解説

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もう挫折しない!家計簿を無理なく続ける5つのコツをわかりやすく解説
2025.04.28

もう挫折しない!家計簿を無理なく続ける5つのコツをわかりやすく解説

「家計簿をつけたいけど、いつも三日坊主で終わってしまう」「家計簿って面倒くさい」そう思っていませんか?

じつは、家計簿が続かないのには理由があるのです。この記事では、家計簿が続かない原因と無理なく続けるための5つのコツを解説します。

記事を最後まで読むことで、あなたにぴったりの家計簿のつけ方が見つかり、お金の管理がぐっと楽になるはずです。

今日から家計簿を始めて、お金の悩みを解消していきましょう。

この記事を書いたFP
もう挫折しない!家計簿を無理なく続ける5つのコツをわかりやすく解説
日野 大介
日野 大介
知っておくべきお金の知識は意外にシンプル! そのシンプルなお金のしくみや活用の仕方を分かりやすくお伝えします。

目次

なぜ家計簿が続かない?よくある挫折の5つの原因

まずは家計簿が続かない、よくある挫折の5つの原因を紹介します。

  1. 目標が曖昧、または高すぎる
  2. 細かすぎる項目分けで、記録がストレスになる
  3. 記録する時間がない、または後回しにする
  4. 完璧主義で、少しのズレやミスが許せない
  5. 自分に合った家計簿ツールを選べていない

1つずつみていきましょう。

原因1:目標が曖昧、または高すぎる

家計簿をつける目標がはっきりしていないと、モチベーションを保つのが難しくなります。

「なんとなくお金を貯めたい」という漠然とした目標だけでは、「何のために家計簿をつけているんだろう」とやる気がなくなってしまうことも。

また、目標が高すぎると、達成できずに挫折してしまう可能性があります。例えば、「毎月10万円貯金する!」という目標を立てても、現実的に難しければすぐに諦めてしまうかもしれません。

原因2:細かすぎる項目分けで、記録がストレスになる

家計簿の項目を細かく分けすぎると記録するのが面倒になり、ストレスが溜まってしまいます。

例えば、「食費」を「朝食」「昼食」「夕食」「外食」「お菓子」など細かく分類するのはおすすめできません。レシートを見るたびに「これはどの項目だろう」と悩んでしまい、家計簿をつけるのが嫌になってしまうからです。

原因3:記録する時間がない、または後回しにする

「忙しくて家計簿をつける時間がない」と、つい後回しにしてしまうという方もいるかもしれません。

仕事や家事、育児などで忙しい毎日を送っていると、家計簿をつける時間を確保するのが難しいこともあります。また、「明日やろう」「週末にまとめてやろう」と後回しにしてしまうと、レシートがどんどん溜まっていきます。

これでは、ますます家計簿をつけるのが億劫になってしまうでしょう。

原因4:完璧主義で、少しのズレやミスが許せない

家計簿は、1円単位まで正確につけなければいけないと思っていませんか?

几帳面な人ほど、「金額が合わないと気持ち悪い」「記入漏れがあると許せない」など、完璧を求めてしまいがちです。

しかし、その完璧主義が家計簿を続ける上でのストレスとなり、挫折の原因になってしまうこともあります。

家計簿が合わない原因

家計簿の金額が合わない原因も押さえておきましょう。考えられる原因は次の3つです。

  1. 記入漏れ・記入ミス
  2. 計算ミス
  3. クレジットカードや電子マネー決済のタイムラグ

例えばクレジットカードの場合、実際に口座からお金が引き落とされるまでのタイムラグがあります。そのため、家計簿の記録と実際の残高が一致しないことが起こり得るのです。

これらの原因を把握しておくだけでも、家計簿の金額が合わないストレスを軽減できます。

原因5:自分に合った家計簿ツールを選べていない

家計簿には、手書きノート、アプリ、Excelなど、さまざまな種類があります。

しかし、自分に合ったツールを選ばないと使いづらさを感じ、挫折の原因となってしまうおそれがあるのです。

例えば、手書きノートは自由に書き込める反面、集計が面倒です。また、アプリは自動で集計できて便利ですが、細かいカスタマイズができないといったデメリットがあります。

家計簿を無理なく続けるための5つのコツ

家計簿が続かない原因を理解したら、次は無理なく家計簿を続けるためのコツを実践してみましょう。

ここでは、誰でも簡単に実践できる5つのコツを紹介します。ぜひこれらのコツを参考にして、家計簿を習慣化してください。

  1. 家計簿をつける目的を明確にする
  2. 大まかな項目分けで、ざっくりと記録する
  3. 週1回や月1回など、自分に合ったペースで記録する
  4. 1円単位のズレは気にしない
  5. アプリ、手書き、Excelなど、自分に合ったツールを選ぶ

コツ1:家計簿をつける目的を明確にする

「なぜ家計簿をつけるのか?」という目的を明確にすることが、家計簿を続けるための最初のステップです。

「1年後に海外旅行に行く!」「5年後にマイホームの頭金を貯める!」など、具体的でワクワクするような目標を立ててみましょう。

目標は、紙に書き出したり家計簿アプリに記録したりして、いつでも確認できるようにしておくと効果的です。

コツ2:大まかな項目分けで、ざっくりと記録する

細かすぎる項目分けは記録の手間が増え、ストレスの原因につながります。

まずは、「食費」「日用品費」「娯楽費」「交通費」「その他」など、大まかな項目分けからスタートしてみましょう。

慣れてきたら、必要に応じて項目を増やしたり、細分化したりしてもOKです。

大切なのは、無理なく続けられる範囲でざっくりと記録し続けることです。

コツ3:週1回や月1回など、自分に合ったペースで記録する

家計簿は、毎日必ずつけなければいけないわけではありません。

毎日記録するのが難しい場合は、自分のライフスタイルに合ったペースで記録しましょう。

レシートをまとめて保管しておいたり、家計簿アプリの自動入力機能を活用したりするのもおすすめです。

「毎週日曜日の夜に、1週間分のレシートをまとめて記録する」「毎月25日の給料日に、1ヶ月分の支出を振り返る」など、自分なりのルールを決めておくと、習慣化しやすくなります。

コツ4:1円単位のズレは気にしない

家計簿をつけていると、どうしても数円〜数百円程度のズレが生じてしまうことがあります。

家計簿の目的は、お金の流れを大まかに把握し、無駄遣いを減らすことです。多少のズレは気にせず、「だいたいこれくらい使っているんだな」と把握できれば十分です。

完璧を求めすぎず、気楽に続けることを心がけましょう。

コツ5:アプリ、手書き、Excelなど、自分に合ったツールを選ぶ

家計簿を続けるには、自分に合ったツールを選ぶことがとても大切です。

ここでは、代表的な3つのツール(アプリ、手書き、Excel)の特徴とどんな人におすすめかを紹介します。

家計簿アプリ、手書き家計簿、Excel家計簿の特徴と、それぞれどんな人におすすめかを比較した表。アプリは手軽さ、手書きは自由度、Excelはカスタマイズ性が主な特徴として挙げられている。

色々なツールを試してみて、自分にぴったりの家計簿ツールを見つけましょう。

家計簿を見直して改善!効果的な家計管理の3つのステップ

ここまで、家計簿を無理なく続けるための5つのコツを解説してきました。しかし、家計簿をつけるだけでは家計は改善されません。

ここでは、家計簿を見直して改善するための3つのステップを紹介します。

  1. 1ヶ月間の収支を振り返る
  2. 無駄な支出を洗い出す
  3. 目標達成に向けて、少しずつでも続ける

ステップ1:1ヶ月間の収支を振り返る

まずは1ヶ月分の家計簿を記録し、収入(給与、副収入など)と支出(固定費、変動費)を把握することから始めましょう。

月末に記録した支出の内訳を振り返っていくと、「食費が多い」「娯楽費を使いすぎている」など、自分のお金の使い方について新たな発見があるかもしれません。

ステップ2:無駄な支出を洗い出す

次は無駄な支出がないかをチェックして、具体的な改善策を考えましょう。

例えば、

  • 外食が多い:週1回に減らす
  • コンビニでつい無駄遣いをしてしまう:行く回数を減らす
  • 使っていないサブスクリプションサービスがある:不要なものは解約する

など、無理なくできることから始めてみましょう。

ステップ3:目標達成に向けて、少しずつでも続ける

ステップ2で立てた改善策を実行し、それを継続していくためには家計簿を「習慣化」することが大切です。

少しずつでも家計簿を習慣化できれば、無理なくお金の管理ができるようになります。改善を繰り返しながら、目標達成に近づけていきましょう。

まとめ

家計簿が続かないのは、目標が曖昧だったり、記録方法が自分に合っていなかったりすることが原因かもしれません。

家計簿は、お金の流れを把握し、無駄遣いを減らすための第一歩です。家計簿を有効活用して、定期的にお金の使い方を見直してください。そうすることで、将来の夢や目標に近づくことができるはずです。

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