
「NISAで購入した投資信託がマイナスになっています。SNS等で損切りが良いという話もありますが、損切りすべきでしょうか?」
SNSでそのような情報を目にすると、このまま大きく損をしてしまうのかと不安になりますよね。
しかし、基本的にNISAで購入した投資信託は損切りをする必要はありません。
マイナスは一時的で、運用期間中にいずれ価格は戻る可能性が高いからです。
ただし例外的に損切りをした方が良い場合もあります。
この記事では、損切りとはそもそもどんな意味なのか?、NISAで損切りが不要な理由、損切りを検討すべきケースなどを分かりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 損切りする理由
- NISAで損切りが不要な理由
- 例外的に損切りを検討すべきケース
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1:損切りとはマイナスの状態で売却して損失を確定させること
損切りとは、投資をしていて損失が出ているマイナスの状態で売却して損失を確定させることです。
損失が出ているのに売却する理由は、これ以上損失を拡大させないようにするためです。
具体的に損切りのイメージを説明していきます。
あなたがある企業の株式を1000円で購入したとします。(値上がりするだろうと予測して購入)
↓
値上がりを予測して購入した株式が、予測と反し800円に値下がりをします(ここでマイナス200円の損失を抱えている状態になります)
↓
これ以上損失を広げないために800円で株を売却することにします。
この時に200円の損失が確定します。(これを損切りという)
↓
もし損切りせずに株を持ち続けた場合、さらに株価が下がる可能性があります。
そうすると損失が200円より大きくなります。
損切りをすることで200円の損失で済んだということになります。
このように、損切りはこれ以上損失を拡大させないために、あえてマイナスの状態で売却をし損失を確定させることをいいます。
損切りは短期投資を目的としている場合に利用する
損切りは、短期投資のように短期間で利益をあげることを目的としている方が行うことが多いです。
短期投資の場合、下がった価格が元に戻るまで待つという時間がないためリスクコントロールのために損切りが必要になります。
2:NISAで購入した商品は基本的に損切り不要
NISAで購入した商品は基本的に損切りは不要だと私は考えます。
理由は以下の通りです。
- NISAは10年以上の長期投資前提で投資信託を購入している方が大半
- マイナスの相場は過去、長くても数年で価格が戻っている
以下はNISAで多くの方が購入している世界株式と米国株式(S&P500)の価格の推移を表したグラフです。

※Bloombergのデータを基に作成
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
過去のデータでは、価格が数年にわたって下がり続けている時期もありますが、その後価格は戻り長期的には上昇していました。
つまり、10年以上の長期投資の場合は、下がった価格が戻るまで待つ時間があります。
したがって私は、基本的にはNISAで購入した商品は、損切り不要だと考えています。
3:NISAでも損切りを検討すべきケース
NISAで購入した商品でも損切りを検討すべきケースがあります。
それは、購入した商品が「良い投資信託」ではなかった場合です。
この場合、長期の運用期間があっても価格がプラスにならない可能性があります。
良い投資信託かどうかを判断する目安は以下の通りです。
- 価格が長期的に右肩上がりに上昇している
- 発売して間もない投資信託ではない
- 投資対象が限定され過ぎていない(テーマ型投資信託など)
- 正しいプロセスをふんで選んでいる
▼投資信託の正しい選び方を解説しています。ぜひお読みください。
もし購入した商品が、上記の目安に当てはまらない場合は損切りも検討した方が良いでしょう。
4:まとめ
運用期間が長期であれば、マイナスがでても一時的でいずれ価格は戻る可能性が高いです。
したがってNISAでは損切りをする必要は、基本的にはない、というのが私の考えです。
しかし、価格が戻らないような投資信託を買っている場合は損切りをして別の投資信託に乗り換えたほうが良いこともあります。
自分自身で判断が付かない、どうすればいいかかわからない、という方はFPなどに相談することをおすすめします。
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