「新NISAについて相談したいのですが、相談窓口のようなものはありますか?」
新NISAについて相談したいときは、無料で相談できるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)にするのが最適です。
IFAに相談することにメリットがたくさんあるからです。
新NISAを、始める時、商品選びの際、運用中悩んだその瞬間、信頼できるところに相談することはとても重要です。
この記事では、NISAの相談窓口はIFAが最適である理由と共に、新NISA相談時のIFA選びのポイント、IFAにNISA相談をする具体的な方法をお伝えしていきます。
この記事で分かること!
- NISA(新NISA)の相談はIFAを利用すべき理由
- IFAに相談する具体的な方法
- IFAに相談する際のQ&A
新NISAの相談は”IFA”へ!4つのメリット
新NISAについて相談しようと思ったら、相談先は様々ありますが、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談するのが最もおすすめです。
ここではまず、IFAに相談することのメリットをお伝えしていきます。
語句説明:『IFA』とは
IFA(Independent Financial Advisor[インディペンデント・ファイナンシャルアドバイザー])とは資産運用のアドバイザーの事を言います。
日本語では「独立系金融アドバイザー」と呼ばれています。
証券会社と個人投資家(みなさん)の間に入り、新NISAの口座開設、商品の購入まで、プロとして相談や仲介業務を行います。
みなさんの資産状況を踏まえ、将来の希望・夢の実現に近づけるために、新NISAの活用、広くは資産運用全般のアドバイスを行います。

メリット①どこの口座で新NISAを開設するのがベストか相談できる
IFAに、新NISA口座をどこで開設すればよいかを相談できるのは大きなメリットです。
実は新NISA口座を”どこで”開設するかはとても重要です。
なぜなら、新NISAで購入できる商品数や銘柄は、新NISA口座を開設する証券会社によって異なるからです。
投資信託を最も取り扱っている証券会社であれば、投資信託数は約2600本。
しかし、証券会社が違えば、取扱数は10〜2000本に満たない場合もあります。
商品選びは運用の成功を左右する重要な要素の一つ。
その商品選びをするのに直結するのが”どこで”開設するか、です。
新NISA口座をどこで開設したらよいか、に悩んだらIFAに相談しましょう。
IFAは新NISA口座開設のサポートも行っています。
相談と同時に、新NISA口座の開設を最小限の手間で行うことができ、最短で新NISAを開始することが可能です。
メリット②新NISAのどんな商品が自分に合っているかを相談できる
IFAには、新NISAのどんな商品が自分に合っているか?(商品選び)を相談できることも大きなメリットです。
IFAの強みはこの”商品選び”とも言えるでしょう。
IFAは数千本ある新NISAの運用商品の中から、あなたに合ったものをアドバイスすることができます。
具体的には、新NISAの商品である株や債券、投資信託などの説明はもちろん、あなたに合った商品を”おすすめ”することができます。
この、商品を”おすすめ”をすることができるのはIFAだけです。(証券外務員資格が必要)
新NISAの商品選びに迷った際は、IFAに相談するのが最適と言えます。
補足説明:金融機関に商品選びの相談に行った場合…
例えば、IFAではなく、金融機関(銀行や証券会社等)に新NISA相談に行くと、その金融機関の売りたい商品を勧められる可能性もあります。(そもそも取り扱い数が少ない場合が多い)
その商品があなたに向いている”ドンピシャの商品”であればよいのですが…。
<金融機関が取り扱う商品例>
- 銀行 → 「投資信託」がメイン(個別株の取り扱いは無し)
- 証券会社 → 一部の「投資信託・ETF・個別株」など
メリット③新NISA運用中に困った際も相談ができる
IFAには、新NISAで商品購入後の運用中になにか困った時なども相談ができることもメリットです。
新NISAを運用していると、知りたいこと、不安になること、どうしたらいいか分からないことなどがしばしば発生します。
例えば、
- 運用成績の見方が知りたい
- 相場が下落してしまった時の対処法
- 商品の見直しや追加購入、そのタイミング
このようなアドバイスを継続的にもらうことができます。
IFAには、新NISA運用中の様々な困りごとがあった際も相談ができ、サポートを受けることができます。
メリット④新NISA以外の様々な相談もできる
IFAには新NISAだけの相談ができるわけではありません。
新NISA以外の、”お金”や”ライフプラン”に関する幅広い相談が可能です。
むしろ、新NISAの相談だけをするのはもったいないと言えるほどです。
例えば、
- NISA以外の資産運用も始めたい(iDeCoや企業型確定拠出年金等)
- 保険の見直しをしたい
- 住宅購入、住宅ローンの相談がしたい
- ライフプランニング(人生設計)をしたい
新NISAを始めると、お金やこれからの人生について更に深く考え、様々なお金の悩みに気づくかもしれません。
そんな時、IFAは様々な相談に乗り、あなたの力となってくれます。
IFAに相談する具体的な方法
この章ではIFAに相談する具体的な方法をお伝えしていきます。
- IFAに相談する方法
- IFAにNISA相談をする流れ
それぞれ解説していきます。
IFAに相談する方法
IFA(証券)は全国に9320人在籍しています。(2024年12月末現在:日本証券業協会|協会員の従業員数等)
この中から直接IFAに相談する場合、次のいずれかの方法を取る必要があります。
- IFAが在籍している事務所、会社に直接問い合わせをする
- WEB検索でIFAが在籍している事務所や会社を見つける
- IFA制度を取り入れている証券会社からIFAを紹介してもらう
- IFAが開催しているセミナーに参加してそこから相談申し込みをする
日本ではまだまだ、IFA制度になじみがない方も多く、いきなり相談に行くことはハードルが高く感じる方も多いかもしれません。
IFAによっては、定期的に無料のセミナーを開催していますので、まずは、セミナー等に参加してみるのも良いでしょう。
私達『マネースクール101』には、多数のIFAが在籍しています。
IFA自身が、全国、オンラインにてマネーセミナーを開催中。
新NISAはもちろん、お金についても全般的に、無料で相談を受付けています。(店舗への来店・オンライン、共に可)
お気軽にご利用ください → 無料相談はこちらから
IFAに新NISA相談をする流れ
各IFAやIFA事務所によって相談の流れは同じではありませんし、相談の内容によっても流れが変わることもありますが、当IFAの新NISA相談の流れの一例をご紹介します。
※初回の相談から、口座開設、実際に新NISAを購入、運用開始までをIFAと一緒に進める場合、複数回の相談を重ねることが一般的です。
(IFAとの相談は、オンライン・対面どちらも可能な場合が多いです。当IFAはどちらでも可)

相談のお申し込み・事前準備
IFAに相談の申し込みを行います。
一般的には、オンラインの申し込みフォーム、もしくは電話にて相談申し込みを行います。
その後、相談日程が決まります。
事前準備について
当IFAでは必ずしも必要ではありませんが、以下の内容を事前に整理しておくと、相談がスムーズに進められます。
- 直近の貯金金額
- 現在の資産状況
- 投資の目的(老後資金・教育資金・資産運用 など)
- 運用期間(短期~長期)
- リスク許容度(ハイリスク・ローリスク)
など
初回の相談
初回は、現状の確認やヒアリングを中心に相談が進んでいきます。
また、新NISAの基本、投資信託、ETF、個別株などの選択肢、資産運用のリスクの説明、証券会社の口座開設方法などの説明が行われます。
2回目の相談
初回相談の内容を元に、商品の提案や資産の配分など、具体的な提案が行われます。
3回目の相談
口座開設のサポートや、商品購入のアドバイス・サポートなど、実行のお手伝いをIFAが行います。
運用開始後は、ご自身の生活状況が変わって内容を見直ししたい、投資額を増やしたいなどの要望に応え、様々なアフターフォローも承ります。
新NISAの相談を良いものにするためのIFA選びのポイント
IFAであれば誰でも良い、というわけにはいきません。
新NISAの相談を良いものにするためのIFA選びのポイントについてご紹介します。
専門性と豊富な経験がある
専門性と豊富な経験があるIFAに相談することが重要です。
なぜなら、新NISAの相談でのIFAの重要な役割は「商品選び」を行うことだからです。
新NISAでは、あなたの資産状況や投資の目的、運用期間、リスク許容度などを元に商品を選ぶ必要があります。
IFAは状況に応じた商品選択や資産配分を行ったり、これまでの経験をもとに、あなたに合った最適な運用手段を提案します。
新NISAの相談では、専門性と豊富な経験があるIFAに相談することが重要です。
顧客本位の姿勢を持っている
IFAは、「顧客本位の姿勢」を持っているかが大切です。
なぜなら、顧客本位の姿勢を持っているIFAであれば、あなたの利益を第一に考えた提案を行ってくれるからです。
もし、顧客本位の姿勢のないIFAであった場合、あなたの利益を第一とせず、自社の利益を優先した商品提案が行われる可能性もあります。
IFAを選ぶ際は、顧客本位の姿勢があるかを見極めましょう。
相性と信頼関係
新NISAを始めるなら、IFAとの相性と信頼関係がとても重要です。
新NISAは長期的な資産運用が前提の制度であり、信頼できるIFAでないと安心して相談や運用のサポートを受け続けられないためです。
例えば、親身になって相談に乗り、分かりやすく説明してくれるIFAなら、自分に合った投資判断がしやすくなりますし、ささいなことも気兼ねなく相談することができます。
逆に相性の悪いIFAだと、気軽に相談ができなくなりますし、不信感や不安を抱えたまま運用を続けてしまうことになりかねません。
新NISAを成功させるには、相性が良く信頼できるIFAを選び、長期的に安心して運用を続けることが大切です。
IFAへの相談Q&A
IFAはまだまだなじみが無いかと思います。
ここでは、IFAに相談する際に気になることをQ&A形式でお伝えしていきます。
Q、IFAへの新NISA相談に相談料はかかるの?
IFAの相談は基本的に無料です。
理由としては、IFAに相談してあなたがNISAの商品を購入した際、手数料の一部をその証券会社がIFAに報酬として支払うという仕組みになっているからです。(つまり”仲介”です)
また、IFAを通したからといって、証券会社の窓口で株式や投資信託を購入するより、手数料が高くなることもありません。
注:IFAによっては、販売手数料がかかる場合があります。
Q、新NISAの相談時に必要な持ち物はありますか?
必須ではないですが、以下のようなものを持っていくと便利です。
- 本人確認書類(口座開設を考えている場合)
- 現在の資産状況が分かる資料(預貯金・投資信託・株式・iDeCoなどの情報)
- 収支や家計のメモ(毎月の貯蓄額、生活費など)
- IFAに聞きたいことをまとめたメモ(投資方針、証券会社の選び方、運用プランなど)
- 筆記用具やメモ帳(重要なポイントを書き留めるため)
これらを準備しておくと、相談がより具体的で有意義なものになります。
Q、新NISAや資産運用の知識が無くても相談して良い?
はい、新NISAや資産運用の知識がなくても相談可能です。
Q、IFAに新NISAを相談するときに大事なことはなんですか?
大事なのは「目的」や「不安点」を素直に伝えることです。
IFAは初心者向けに丁寧に説明してくれます。
気軽になんでも相談して、悩みや不安を解消しましょう。
また、以下のようなことも伝えられると、IFAが適切なアドバイスをしやすくなります。
- 投資の目的(老後資金・教育資金・資産形成など)
- 投資に対する不安や疑問(リスクが怖い、何から始めればいいか分からない など)
- 現在の貯蓄状況や収支(ざっくりでOK)
また、IFAに聞きたいことをまとめておくとさらにスムーズです。
たとえば、
- 「新NISAってどんな制度?」
- 「初心者でもできる運用方法は?」
- 「少額から始めても大丈夫?」
など、シンプルな質問でももちろん大丈夫です。
IFAとの相談時は、不安なことや知りたいことを素直に伝え、すべて解決することを目指しましょう。
Q、FPとIFAってどう違うの?
FPよりもIFAの方が、お客様のために行える範囲が広いのが特徴です。
お金のアドバイスをするプロといえば、日本ではファイナンシャル・プランナー(FP)を思い浮かべる人が多いかもしれません。
特定の金融機関に属さず、中立の立場で顧客の資産について助言するという点では、FPとIFAは似ています。
大きく異なるのは、その相談で行える範囲です。
FPの行えることがライフプランや資産のポートフォリオ作成にとどまるのに対し、IFAは購入商品の発注までを一貫して請け負うことができます。
※IFAとして業務を行うためには金融商品取引業務を行うことができる外務員資格を取り、証券会社を通じて国へ外務員登録を行う必要があります。
上記のIFAの資格を持ったFPというのも多数います。
こういったFP(IFA)に相談できると相談範囲も広いためお勧めです(当社のFP(IFA)はすべてこのタイプです。)
IFAとFPの違い

Q、IFAの選び方で気をつけることは?
メリットの多いIFAへの相談ですが、下記のようなIFAには注意が必要です。
- 相談料がかかる(IFAによっては1時間当たりの相談料や年会費がかるところもある)
- 商品の知識が乏しい(保険代理店や税理士事務所でもIFA登録できるため、商品の知識が少ないIFAもいます)
- 商品の買い替えを短期間(1年以内)で勧めてくる(販売手数料稼ぎをメインとしている)
- 手数料の高い「ラップ口座」を勧めてくる
- 営業がしつこい
- なんだか相性が悪い
NISAの相談はもちろん、それ以外の相談でも、今後もずっと相談したいと思えるIFAに出会えるといいですね。
まとめ
NISA(新NISA)の相談窓口はIFAが最適です。
IFAには、NISAの口座開設から商品選び、その後の運用のフォローも相談が可能です。
IFAは、中立な立場・視点で様々なアドバイスをくれますので、NISAでなにか困ったことがあった際は気軽に相談をしてみましょう。