NISAは早く埋めるべき?知っておくべきメリットと月30万の積立方法

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NISAは早く埋めるべき?知っておくべきメリットと月30万の積立方法
2026.08.12

NISAは早く埋めるべき?知っておくべきメリットと月30万の積立方法

「1800万円をNISA口座で投資をしようと思っています。非課税投資枠を早く埋めるメリットはなんですか?」

非課税投資枠を早く埋めるメリットは利益を最大化できることです。

利益が大きくなればなるほど非課税の恩恵は大きくなりやすいです。

長期運用をできるなら、早く埋めることをおすすめします。

この記事では、NISAの投資上限枠を早く埋めるメリットや、上限枠を簡単に早く埋めるおすすめの方法をご紹介します。


NISAの非課税投資の上限枠

NISAの非課税で投資できる生涯投資上限額は、1人あたり1,800万円です。

また、投資枠は「つみたて投資枠」と「成長投資枠」2種類があります。

成長投資枠:一括・積立どちらも可  
└ 月20万円/年240万円

つみたて投資枠:積立のみ可  
└ 月10万円/年120万円

また、この2つの投資枠は併用可能で、年間最大360万円の投資が可能です。(最大で月30万円の積立が可能

生涯投資上限額の1800万円に到達させる場合、

  • 2つの投資枠を併用:最短5年
  • 積立投資枠のみ使用:最短15年

となります。

※この記事では、この非課税投資の上限枠を最速で埋めることを、『早く埋める』と定義します。


この記事で分かること

  • NISAを早く埋めるメリット
  • 1,800万円を簡単に早く埋めるおすすめの方法

この記事を書いたFP
NISAは早く埋めるべき?知っておくべきメリットと月30万の積立方法
古賀 孝夫
古賀 孝夫
【保有資格】
AFP・2級FP技能士/一種証券外務員資格/DCマイスター/相続知財鑑定士

長崎出身。会計事務所を経て、現在に至る。マネープランの基礎知識、税金、生命保険、住宅ローン等、幅広くマネーセミナーの講師とコンサルティングを行なっており、東京を中心に福岡、愛媛でも活躍中。
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目次

1:NISAで1,800万円の非課税投資枠を早く埋める2つのメリット

NISAの非課税投資枠1,800万円を早く埋めることには、2つの大きなメリットがあります。

  • 利益を最大化しやすい
  • 複利効果が大きくなりやすい

ここでは、NISAの非課税投資枠を早く埋めることで得られる2つのメリットについて、具体的に解説します。

1-1:利益を最大化しやすい

NISAで1,800万円の非課税投資枠を早く埋めるメリットは、利益を最大化できる可能性があることです。

NISAの非課税投資枠1,800万円を、次の積立投資で埋めた場合を比較します。

  • 5年(成長投資枠とつみたて投資枠をフル活用)
  • 15年(つみたて投資枠のみ利用)

<前提条件>
・年利7%で複利運用
・運用開始から20年後に売却

積立期間

最短5年(月30万円)

15年(月10万円)

20年後の資産額

5,926万円

4,388万円

運用益

+4,126万円

+2,588万円

運用益に対する非課税額

825万円

517万円

このように、最短5年で非課税投資枠を埋めた方が、20年後の運用益は1,500万円以上多くなるシミュレーション結果となりました。

同じ1,800万円を投資する場合でも、NISAではより早く多くのお金を投資にまわすことで、最終的な利益を大きく伸ばせる可能性があります。

1-2:複利効果を大きくしやすい

NISAで1,800万円の非課税投資枠を早く埋めることで、『※複利効果』を最大限活かすことができます。

※ 「複利」とは、”利子にも利子がつく”仕組みの事。

運用期間が長くなるほど、複利効果で利益は大きくなる可能性があります。

最短5年で1,800万円を埋めた場合、その後の15年間は、「元本1,800万円+これまでの利益」を運用し続けることができます。

一方、15年かけて埋めた場合は、投資上限いっぱいの金額(1,800万円+α)を運用できる期間が短く、利益が次の運用に回るまでに時間がかかります。

つまり、NISAで非課税投資枠を早く埋めるほど、複利効果が働く期間が長くなり、結果として利益は大きくなる計算です。


※利益が大きくなればなるほど非課税の恩恵が大きくなりやすい

NISAは、利益に対して無期限に非課税です(通常投資で得た利益には20.315%の税金がかかる)

そのため、利益が大きくなればなるほど非課税の恩恵は大きくなりやすいです。

▼例
1万円の利益 → 約2000円分の税金が非課税
100万円の利益 → 約20万円分の税金が非課税


NISA口座で分配金を再投資する場合、課税口座より資産が増えやすい

分配金を再投資する場合、NISA口座の方が課税口座より資産が増えやすいです。

なぜなら、NISA口座なら、分配金を非課税のまま全額再投資できるからです。

特にNISAでは、

  • 分配金
  • 分配金を再投資して得た利益

これらすべてが非課税となります。

一方、課税口座の場合、分配金を受け取るたびに約20%の税金が引かれるため、再投資に回せる金額が減ってしまいます。


2:NISAで1,800万円を早く埋める2つの方法

NISAの非課税投資枠1,800万円を早く埋める方法として以下の2つがあります。

  1. 毎月投資する「積立投資」
  2. まとまった資金を投資する「一括投資」

基本的には『1』の積立投資をおすすめします。

一方で、まとまった資金があり②の一括投資を検討している方は、一括投資にデメリットもあります。

2つの方法を理解したうえで、ご自身に合った方法を選びましょう。

2-1:月30万円の積立投資が簡単でおすすめ

NISAで非課税投資枠1,800万円を簡単に早く埋めるには、月30万円の積立×5年間がおすすめです。

積立投資は一度設定すれば自動で投資が進み、簡単に非課税投資枠を埋められるからです。

▼月30万円の積立設定の内訳
成長投資枠(積立投資):20万円
積立投資枠:10万円
※1月から始めれば最短で枠を埋められます。

途中の月から始めて年間の投資枠が余る場合は、追加で一括投資して埋めることも可能です。

そのため、1,800万円の非課税投資枠を簡単に埋めたい方は、月30万円の積立×5年間がおすすめです。


積立投資のメリット

積立投資には、主に2つのメリットがあります。

  1. 購入のタイミングを悩まずに済む
  2. 平均購入単価を下げやすい
上下に変動する波線のグラフ。低い位置にある赤い点には「安いときは多く買う」、高い位置にある青い点には「高いときは少なく買う」と吹き出しが添えられています。

積立投資は相場を見極める必要がなく初心者におすすめです。


2-2:年240万円の一括投資(+毎月積み立て10万円)が最速

NISAで非課税投資枠1,800万円を最速で埋めたい場合、成長投資枠の一括投資を活用しましょう。

なぜなら、積立投資よりも早く非課税投資枠を埋められるからです。

▼年240万円の一括投資+積立の内訳
成長投資枠(一括投資):240万円×5年間
積立投資枠:月10万円
※年始に一括投資していくことで、最速になります。

まとまった資金があり、最速で非課税投資枠を埋めたい場合、一括投資を活用しましょう。


一括投資する際のデメリット

一括投資は、早く多くのお金を投資に回すことができますが、一括投資にはデメリットもあります。

  1. 購入タイミングに悩みやすい
  2. 値下がり時の精神的負担が大きい
  3. 毎回購入手続きが必要で手間がかかる

ですので、一括投資をする場合は、デメリットを理解したうえで行いましょう。


3 :まとめ

NISAで、非課税投資上限額の1800万円を早く埋めるメリットは大きいです。

また、利益を最大化させるには、自分にあった商品選び(投資信託など)が重要になります。

商品の選び方や、どうやってNISAの非課税投資枠を埋めていくか悩んでいる方は、ぜひFPに相談ください。

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この記事を書いたFP
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古賀 孝夫
古賀 孝夫
【保有資格】
AFP・2級FP技能士/一種証券外務員資格/DCマイスター/相続知財鑑定士

長崎出身。会計事務所を経て、現在に至る。マネープランの基礎知識、税金、生命保険、住宅ローン等、幅広くマネーセミナーの講師とコンサルティングを行なっており、東京を中心に福岡、愛媛でも活躍中。
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