
「円安の時にしたほうがよいことはありますか?」
円安の時には、外貨の金利が高くなっている場合が多いため、金利で増える外貨投資をするとよいでしょう。
この記事では、円安の時にすると良いことや、外貨投資に伴う為替リスクとその対策について、具体例を挙げながら詳しく解説します。
この記事でわかること
- 円安の時にすると良いこと
- 外貨投資にともなう為替リスクとその対策
- 円安の時におすすめできる外貨建て一時払い終身保険

1:円安の時にすることは、金利で増える外貨投資!
円安の時にすることとして、金利で増える外貨投資をおすすめします。
円安の時には外貨の金利が高くなっている場合が多いため、高金利でお金を増やすことができるからです。
▼参考:アメリカ長期金利(10年国債利回り)と為替の推移グラフ(5年)

そもそも為替は様々な要因で動くため、円安になる時もあれば円高になる時もありますが、確定した金利は一定期間変わらないため、その分は安定してお金が増えます。
例えば、10年固定金利4%の一時払い外貨建て終身保険に500万円で加入したとします。(加入時の為替は1ドル150円と仮定)
10年後に解約すると、以下のように増えます。

参考:各国の10年国債利回り(2026年1月9日現在)
アメリカ:4.167%
オーストラリア:4.676%
ドイツ:2.823%
日本:2.098%
為替と金利の関係
為替が円安の時は、外貨の金利が高くなっていることが多いです。
なぜなら、外貨と円の金利差が為替の主な変動要因となるからです。
例えば、ドルの金利が上がり、円との金利差が広がると、ドルでお金を預けた方が円で預けるより有利になるため、ドルが買われやすくなります。
つまり、円を売ってドルを買う動きになりやすいため、為替は円安となります。

2:円安の時にする外貨投資の為替リスク対策
円安の時に金利で増やす外貨投資はおすすめですが、円高に戻ることも考えられるため、為替リスクに注意する必要があります。
つまり、外貨投資を始めたときから為替が円高に動くと、円に戻した時に損失がでやすくなります。
そこで、円安時に外貨投資をするにあたって、為替による損失リスクを減らす対策を考えておくことも大切です。
以下で、為替リスク対策についてみていきます。
2−1:長期の運用を心掛けると、為替リスクを減らすことができる
長期の運用を心掛けると、為替リスクを減らすことができます。
長期運用することで、毎年の金利によって外貨ベースでお金が増えるため、為替が円高になっても損失が出にくくなるからです。
例えば、年金利4%(10年固定)の一時払い外貨建て終身保険に500万円で加入したとします。(加入時の為替は1ドル150円とする)
為替が1ドル120円まで円高になった3年後に解約すると、約450万円となり損失がでます。(解約時の市場金利や諸費用は考慮しない)。
それに対して、10年後に解約すると、10年間付いた金利分で外貨ベースの金額が増えるため、解約時の為替が1ドル120円であっても約592万円となり利益がでます。
為替が円高になった時の経過年数と解約返戻金の推移
<前提条件>
一時払い保険料500万 (ドルベースで年4%の固定金利がつく)
加入時1ドル150円(500万→約33333ドル)
解約時1ドル120円

※解約時の市場金利や諸費用を考慮せず
2−2:満期がない商品を選ぶと、為替リスクを回避しやすい
満期がない商品を選ぶと為替リスクを回避しやすくなります。
満期があると満期時に為替が大きく円高になっているならその影響を受けてしまい、円で受け取る場合には損失が生じやすくなるからです。
満期がなければ、為替の不利なタイミングを避けて解約や売却をしやすいので、円高による損失リスクを回避しやすくなります。
10年満期の米ドル建て一時払い個人年金に500万円で加入する場合(固定金利4%、加入時の為替は1ドル150円とする)、満期時の為替が1ドル100円なら、円換算で約493万円となります。
満期がない終身保険なら円安になるまで待つ
仮に満期がない終身保険なら、円高の時に解約せず、円安になるのを待って解約することで為替による損失を回避することができます。

満期時に円高なら、外貨のまま受け取る方法もある
満期時に円高なら、円に戻さずに外貨のまま受け取る方法もあります。
ただ、外貨で受け取ったあと、高い金利が付くとは限りません。
また外貨を預けておく銀行によっては、円に換える時の手数料が高くつくこともあります。
3:円安の時におすすめ!外貨建て一時払い終身保険
円安の時におすすめの外貨投資として、外貨建て一時払い終身保険があります。
この章では、外貨建て一時払い終身保険をおすすめする理由や注意点をお伝えしていきます。
3−1:外貨建て一時払い終身保険をおすすめする4つの理由
おすすめの理由は4つあります。
①高い金利でお金が増やせる
まとまったお金を加入時の高い金利で一定期間増やすことができる(商品によって、10年固定や20年固定など)
②満期がなく、為替リスクに対応しやすい
満期がないため、為替が円高に振れているときは解約を見送るなど、タイミングを計りやすく、為替リスクを軽減できる
③節税になる
お金を増やした場合、通常は利益の20.315%の税金がかかりますが、外貨建て一時払い終身保険では一時所得になるため、かかる税金が少なくて済む
④死亡保障としても残せる
死亡保障としても家族に残せるので、相続対策になる
▼外貨建て一時払い終身保険の一例

通貨は米ドルと豪ドルが取り扱われており、金利で増えるタイプのほか、死亡保障を重視するタイプ、投資信託で運用するタイプなど各保険会社によって様々な商品が販売されています。
市場金利が下がると、解約時の返戻金が高くなる
外貨建て一時払い終身保険は利率が保障されている期間(10年や20年)の途中で解約する場合、市場金利によって解約返戻金が増減します(市場価額調整)。
具体的には、加入時の金利より解約時の市場金利が下がっていると解約返戻金が増え、市場金利が上がっていると解約返戻金は減ります。
円安時で金利が高くなっているときに外貨建て一時払い終身保険に加入すると、市場金利が下がっていくことで解約返戻金が増えて途中解約でも有利に働きやすいともいえます。
3−2:外貨建て一時払い終身保険の2つの注意点
注意点1:まとまった余裕資金が必要
外貨建て一時払い終身保険には最低保険料が設定されています。
200万円に設定されている商品が多く、まとまった余裕資金が必要になります。
注意点2:短期で解約すると解約控除がかかる
短期で解約すると解約控除がかかり、その分差し引かれてお金が戻ってきます。

外貨建て債券も円安の時に高金利が期待できる
外貨建てで発行されている債券(国債、社債など)は、円建てに比べて高い金利が期待できます。
債券は発行体が破綻していない限り満期にはお金が戻ってきます。
▼債券の利子が払われるイメージ

銀行や証券会社が販売しており、通貨は米ドルや豪ドルのほか、ユーロや新興国債券など種類も豊富です。
種類が豊富な反面、通貨によっては為替リスクも大きくなりがちです。
また、仕組みが複雑なものもあるため、初心者は注意して商品を選ぶ必要があります。
4:まとめ
円安の時には高い金利でお金を増やせる外貨投資を行うとよいでしょう。
おすすめは外貨建て一時払い終身保険です。
ただ、円安時にスタートすると、円高になるリスクも十分あるため、その対策も考えておくとよいでしょう。
本文を読んで、円安の時に何をすればよいかさらに具体的に知りたい人は、ファイナンシャルプランナーに相談してみてください。
5:マネースクール101の無料個別相談
「お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない…」
「自分にあった貯蓄や資産運用の方法が知りたい」
そんな方は、まずは無料でFP(ファイナンシャルプランナー)に相談をしてみませんか?
ご相談は来店またはオンラインで全国どこからでも可能です。
こんなことが相談できます
- 円安・円高の対処法
- 老後資金、教育資金の貯め方
- NISA、iDeCoの始め方
- 保険の加入、見直し
- 住宅購入の予算、住宅ローンの選び方
など
お金に関することをわかりやすく説明しますので、初心者の方もお気軽にご相談ください。
無料相談をご希望の方はこちらから!
