貯金ができない人の特徴とは?共通する5つの行動パターンを解説

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貯金ができない人の特徴とは?共通する5つの行動パターンを解説

貯金ができない人の特徴とは?共通する5つの行動パターンを解説

「貯金ができない」というのは、決してあなたの性格がズボラだからでも、意志が弱いからでもないかもしれません。実は、貯金が苦手な人には共通する「行動の癖」や「思考のパターン」が存在します。

この記事では、貯金できない人に共通する5つの特徴とその原因、そして意志の力に頼らずにお金を貯めるための具体的な3つの方法について解説します。

「今のままでは将来が不安」と感じている方は、本記事を読んでご自身に合った貯金方法を実践していきましょう。

この記事を書いたFP
貯金ができない人の特徴とは?共通する5つの行動パターンを解説
古賀 孝夫
古賀 孝夫
【保有資格】
AFP・2級FP技能士/一種証券外務員資格/DCマイスター/相続知財鑑定士

長崎出身。会計事務所を経て、現在に至る。マネープランの基礎知識、税金、生命保険、住宅ローン等、幅広くマネーセミナーの講師とコンサルティングを行なっており、東京を中心に福岡、愛媛でも活躍中。
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目次

1:なぜお金が貯まらないのか?貯金できない人に共通する5つの行動

まずは、お金が貯まらない人に共通している「5つの行動パターン」を見ていきましょう。

1.「何に使ったかわからない」毎月の使途不明金が多い
2.コンビニやカフェなどの「ラテマネー」が習慣化している
3.「余ったら貯金しよう」と考え、先取りをしていない
4.クレジットカードのリボ払いやサブスクの解約忘れがある
5.将来のライフプラン(教育費・老後資金)が漠然としている

ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

1-1:「何に使ったかわからない」毎月の使途不明金が多い

「今月は何にいくら使ったか」を把握できていますか?貯金ができない人の多くは、支出の詳細を把握できていません。

家計簿をつける習慣がなく、レシートも確認しないため、自分が何に無駄遣いをしているかを認識できない状態にあるのです。


【具体例】

  • コンビニでのついで買い
  • ATMの時間外手数料
  • ほとんど使っていないサブスクの会費
  • 自動販売機の利用

これら一つひとつは少額ですが、積み重なると大きな出費になります。「何に使ったかわからない」状態こそが、家計にとって最も危険なサインです。

1-2:コンビニやカフェなどの「ラテマネー」が習慣化している

「ラテマネー」とは、毎日のコーヒー代のように、無意識のうちに繰り返している習慣的な少額出費のことです。

1回あたりの金額が数百円と小さいため、「これくらいなら」と心理的なブレーキがかかりにくく、つい財布の紐が緩んでしまいます。しかし、これも「塵も積もれば山」となります。


【具体例】

  • 毎朝のカフェラテ代(500円)×20日=月1万円(年間12万円)
  • 何気なく買うペットボトル飲料やお菓子

年間で見れば10万円以上ものお金が、無意識のうちに消えている可能性があります。「本当に必要か?」と問いかける癖をつけましょう。

1-3:「余ったら貯金しよう」と考え、先取りをしていない

「まずは生活費を使ってから、余った分を月末に貯金しよう」と考えていませんか?残念ながら、この貯蓄方法は失敗する典型的なパターンです。

人には「あればあるだけ時間やお金を使ってしまう」という心理的な性質があるといわれています。そのため、意識的にお金を分けなければ、給料日前にはきれいに使い切ってしまう傾向があるのです。


【具体例】

  • 給料日前になると口座残高が数千円になり、結局貯金に回す資金が残らない
  • ボーナスが入っても、「自分へのご褒美」で使い切ってしまう

これを防ぐ有効な方法の一つは、給料が入った瞬間に貯金分を別の場所(口座)へ移してしまうことです。

1-4:クレジットカードのリボ払いやサブスクの解約忘れがある

クレジットカードのリボ払いや使っていないサブスクの課金が家計を圧迫しているケースも多々あります。

特に注意したいのが「リボ払い」です。毎月の支払額が一定で楽に見えますが、手数料(金利)が高く、元金がなかなか減りません。また動画配信サービスなどのサブスクは、利用頻度が低くても自動課金され続けます。そのため、解約のし忘れは無駄な支出に直結します。


【具体例】

  • 年利15%のリボ払い残高
  • 無料期間終了後に解約し忘れた動画配信サービスやアプリ料金

まずは、気づかないうちに家計を圧迫している固定費がないかをチェックしましょう。

1-5:将来のライフプラン(教育費・老後資金)が漠然としている

将来がなんとなく不安だけど、「具体的に何がいくら必要になるかわからない」という状態も貯金を妨げる要因です。

明確な目標金額がないため、貯金へのモチベーションが維持できず、どうしても目の前の消費(快楽)を優先してしまいます。


【具体例】

  • 子どもの大学入学時期や必要額を計算していない
  • 老後資金2000万円問題に対して、「なんとかなるだろう」と考えてしまう

貯金を継続させるためにも、「なんのために貯めるのか」というゴールを明確にしましょう。

2:「自分のせい?」と諦めないで。貯金できない人の心理的背景を解説

貯金できない人の行動パターンに当てはまってしまい、「自分は貯金ができないんだ」と落ち込んでしまった方もいるかもしれません。しかし、貯金ができないのは、あなたの性格のせいだけではありません。

人の脳には、「将来の大きな利益」よりも「目の前の小さな楽しみ」を優先してしまう習性や、一時的に興奮状態をもたらすドーパミンの分泌などがあります。

例えば、

  • 「30年後の老後資金」よりも「今日の美味しいランチ」の方が魅力的に見えてしまう
  • セール品を見て「今買わないと損!」と衝動買いしてしまう

こうした傾向は多くの人に見られ、自分の意志だけで抑え込むのは非常に困難です。

だからこそ、意志の強さに頼るのではなく「自動でお金を貯める」仕組みで解決することが重要になるのです。

3:意志の弱さは関係ない!FPが教える「自動でお金を貯める」3つの方法

意志の力に頼らずにお金を貯めるにはどうすればよいのでしょうか。

ここでは、FPがおすすめする「自動でお金を貯める」3つの方法を紹介します。

  1. 給料日の翌日に「先取り貯蓄」を設定する
  2. 「使う口座」と「貯める口座」を分ける
  3. 固定費の見直しで「無意識の浪費」をカットする

3-1:給料日の翌日に「先取り貯蓄」を設定する

有効な方法の一つは、収入が入った直後に貯蓄分を強制的に別口座へ移動させる「先取り貯蓄」です。

給料日の翌日などに自動振替を設定してしまえば、手元に残ったお金だけで生活する習慣が自然と身につきます。つまり、「あると使ってしまう」なら、「最初からない状態」にしてしまえばよいのです。


【具体的なアクション】

  • 銀行の「自動送金サービス」や「積立定期預金」を利用し、給料日翌日に設定する

一度設定してしまえば、あとは自動でお金が貯まっていきます。意志の力は不要です。

3-2:「使う口座」と「貯める口座」を分ける

生活費用と貯蓄用の口座を明確に分け、物理的に引き出しにくい環境を作りましょう。

給与が入る口座(使う口座)に貯金も残しておくと、残高が多く見えるため「まだこれだけ使える」と錯覚してしまいます。これが使い込みの要因の一つです。「貯める口座」を物理的に分けることで、純粋な貯蓄額がひと目で分かるようになります。


【具体的なアクション】

  • 貯蓄専用の口座を作る(生活費引き落とし口座とは分ける)
  • 貯蓄用口座のキャッシュカードは持ち歩かない(物理的に引き出せない状況を作る)

「老後資金用」「旅行用」など、口座に目的別の名前をつけるのも効果的です。将来の資金への漠然とした不安が消え、貯金のモチベーションがグッと上がります。

3-3:固定費の見直しで「無意識の浪費」をカットする

スマホ代や保険料などの「固定費」を見直してみましょう。

食費を削るなどの節約は、毎日我慢が必要になり、ストレスが溜まってしまいます。一方、固定費は一度見直すだけで毎月継続して節約が可能です。


【具体的なアクション】

  • スマホのプラン変更(格安SIMへの乗り換えなど)
  • 不要な保険の解約や重複整理
  • 家賃の安い住居への引っ越し

例えば、スマホを格安SIMに変えても、使い勝手や通話品質は大きく変わりません。「生活の質」を落とさずに支出を減らせるため、ストレスフリーに貯金体質へ近づけます。

4:まとめ

本記事では、貯金できない人の特徴と、その心理的背景、そして解決策について解説しました。

「使途不明金が多い」「残った分を貯金しようとしている」といった行動は、多くの人に共通する悩みです。しかし、それは自身の意志が弱いからではなく、「目の前の楽しみを優先してしまう」という人の脳の仕組みが関わっています。

重要なのは、自身の意志の力で対抗するのではなく、「自然に貯まっていく仕組み」を作ることです。本記事で紹介した3つのお金を貯める方法のなかから、まずは一つできることから始めてみませんか?

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古賀 孝夫
古賀 孝夫
【保有資格】
AFP・2級FP技能士/一種証券外務員資格/DCマイスター/相続知財鑑定士

長崎出身。会計事務所を経て、現在に至る。マネープランの基礎知識、税金、生命保険、住宅ローン等、幅広くマネーセミナーの講師とコンサルティングを行なっており、東京を中心に福岡、愛媛でも活躍中。
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