40代におすすめの生命保険は?優先して入っておくべき4つの保険

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40代におすすめの生命保険は?優先して入っておくべき4つの保険
2026.03.01

40代におすすめの生命保険は?優先して入っておくべき4つの保険

「これまで深く考えずに保険に入ってきました。40代ではどんな保険に入るのがおすすめでしょうか?

40代のライフプランにおいて、優先的に検討すべき保険は次の4つです。

  • 終身医療保険
  • 三大疾病保険
  • 変額終身保険
  • 収入保障保険

新しく保険に加入する方はもちろん、すでに加入中の方もこの4つを軸に保障を整理することが大切です。

ただし、すべてに加入する必要はありません。

個々のライフプランや家計状況によって、必要な保障の優先順位は異なります。

この記事では、独立系ファイナンシャルプランナーの視点から、なぜこれらの保険がおすすめなのか、その理由と仕組み、加入のポイントを一つずつ詳しく解説していきます。

ぜひ、興味のある保険、必要だと思った保険だけでも読んでみてください。

この記事で分かること

  • 40代におすすめの4つの保険
  • おすすめの保険①:医療保険
  • おすすめの保険②:三大疾病保険
  • おすすめの保険③:変額終身保険
  • おすすめの保険①:収入保障保険

この記事を書いたFP
40代におすすめの生命保険は?優先して入っておくべき4つの保険
谷間 志帆
谷間 志帆
理想のライフプランを実現するために、 知っておくべきお金の知識をわかりやすくお伝えします。

▼生命保険の入り方、見直し方、FPにご相談ください。

目次

1:40代におすすめの保険はこの4つ

私が40代の方におすすめする保険は、以下の4種類です。
(上からおすすめ順に並べています)

40代におすすめの保険種類とその理由をまとめた表。医療保険、三大疾病保険、変額終身保険、収入保障保険の4つについて、それぞれの推奨理由が記載されています。

次章から、各保険を順に詳しく解説します。

2:40代におすすめの保険①:医療保険

この章では、40代に医療保険をおすすめする理由、保険の仕組み、加入のポイントを解説します。

2-1:おすすめする理由

40代に医療保険をおすすめする最大の理由は、病気や入院のリスクが高まり、それに伴う医療費の自己負担も増えやすくなるからです。

厚生労働省の「患者調査」によれば、40代の入院受療率は30代の約1.2倍に上昇しています。

特筆すべきは医療費の自己負担額です。

0〜64歳全体の平均が約20万円であるのに対し、45〜64歳では約29万円にまで跳ね上がります。

出典:厚生労働省「令和5年(2023年)患者調査」

このように、入院のリスクが高まり医療費の自己負担額も大きくなりやすい40代には医療保険がおすすめです。


高額療養費制度は収入が高いほど自己負担も増える

高額療養費制度は、1か月の医療費が一定額を超えた分を払い戻してくれる公的な仕組みです。

しかし、自己負担の上限額は「年収」によって決まります。

40代になり、若い頃よりも収入が増えると、自己負担しなければならない上限額も上がる可能性がある点に注意が必要です。

出典:厚生労働省「高額療養費制度」


2-2:医療保険の仕組み

医療保険は、病気やけがで入院や手術などをしたときに、契約内容に応じて給付金を受け取れる保険です。

▼イメージ図

医療保険プランの構成例を示す図。主契約(入院・手術)と特約(先進医療・入院一時金)の内容、一生涯保障であること、および40歳男性を例とした月額保険料(4,450円)や終身の払込期間がまとめられています。

基本的な「入院・手術」の保障に、必要に応じた「特約」を組み合わせるのが一般的です。

※保険期間や払込期間の設定によって、保険料や保障の続く年齢が変わります。


保険期間と払込期間

  • 終身型: 保障が一生涯続くタイプ。
  • 更新型: 10年など一定期間ごとに更新し、その都度保険料が上がるタイプ。
  • 終身払: 保険料を一生涯払い続ける。
  • 短期払: 60歳や65歳などで支払いを完了させる。

保険のタイプ

  • 掛け捨て型: 解約しても返戻金がない代わりに、保険料が安い。
  • 貯蓄型: 解約時に一部が戻るが、保険料は割高。

2-3:医療保険の加入ポイント

納得のいく医療保険を選ぶためのポイントは2点です。

① 保険期間は「終身型」にする

平均寿命の延伸に伴い、一生涯の保障は不可欠です。

また、高齢者の医療費自己負担割合も引き上げられる傾向にあります。

40代になると病気等のリスクも高まり新たに保険に加入することも難しくなることもあります。

保障が途中で切れない終身型にしておく方が安心です。

② 特約は「入院一時金」と「先進医療」を重視

・入院が短期化している 
→入院費用は一時金で受け取ったほうがお得

・先進医療は全額自己負担で高額
→先進医療特約で費用をカバー


医療保険の選び方のポイント

医療保険は商品開発が非常に活発で、数年ごとに優れた新プランが登場します。

将来的に最新の保険へ見直しをする可能性を考えるなら、保険料の払込期間は「終身払い」にして月々の支出を最小限に抑えておくのが合理的です。

もし「老後に保険料を払いたくない」という明確な希望がある場合は、60歳などで払い終える「短期払い」も選択肢に入ります。


3:40代におすすめの保険②:三大疾病保険

ここでは、三大疾病保険を40代におすすめする理由と、保険の仕組み、加入のポイントを解説します。

3-1:おすすめする理由

40代に三大疾病保険をおすすめする理由は、三大疾病のリスクが高まり、治療費や生活費に備える一時金を受け取れるからです。

40代は、国立がん研究センターや厚生労働省のデータでも明らかなように、三大疾病の罹患率が上昇し始める時期です。

このように、40代には医療保険だけではカバーしきれない治療中の生活費や教育費の負担にも備えられる三大疾病保険が有効です。


国立がん研究センターの統計によると、がんの罹患率は40代から上昇し、50代で急増します。

また、厚生労働省の「患者調査」では、脳血管疾患・心疾患の受療率も40代から増加傾向を示しています。

国立がん研究センター「がん統計(全国推計)」2020年データ
厚生労働省「令和5年(2023年)患者調査」


3-2:三大疾病保険の仕組み

三大疾病保険は、がん・心疾患・脳血管疾患で所定の状態になったときに、一時金が受け取れる保険です。

▼イメージ図

三大疾病保険の構成例を示す図。がん・脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態になった際に500万円(1回かぎり)が支払われる保障内容と、40歳男性を例とした月額保険料5,385円(掛け捨て型)、60歳までの払込期間および保険期間が記載されています。

上記の例だと60歳までの間に三大疾病いずれかで所定の状態になると500万円が一度だけ支払われます。(その後、保険は消滅)

また、がん・心疾患・脳血管疾患の定義は保険会社によって異なるため、支払条件を確認することが大切です。

支払い条件の具体例

三大疾病保険の「支払い条件」は、保険会社によって細かく異なります。

たとえば。

  • がん
    → 診断確定で支払う商品と、上皮内がん(初期がん)を対象外とする商品がある。
  • 心疾患
    → 急性心筋梗塞のみを対象とするものと、心不全などまで含むものがある。
  • 脳血管疾患
    → 脳卒中だけを対象とするものと、脳出血・くも膜下出血まで対象とするものがある。

同じ「三大疾病保険」という名前でも、支払われる範囲や回数に差があるため、パンフレットで「支払事由」を必ず確認しましょう。

3-3:三大疾病保険の加入ポイント

三大疾病保険は、それぞれ特徴が違う3つのタイプがあるため、自分にあったものを選ぶことが大切です。

特に「一時金の支払い回数」と「解約返戻金の有無」に大きな違いがあります。

保険の「掛け捨て型」「貯蓄型」「特約型」の3つのタイプについて、支払い回数、一時金の目安、解約返戻金の有無、およびそれぞれの特徴や向いている人を比較した一覧表。

※最近は、掛け捨て型でも複数回受け取れるタイプが登場していますが、1回あたりの金額は10万~100万円前後と小さく、特約に近い性質です。


三大疾病保険の選び方のポイント

三大疾病保険は、どれか一つを選ぶのではなく、組み合わせて加入する人も多いです。

また、貯蓄型の中には外貨建てや投資信託で運用するタイプもあり、保障と資産形成を同時に行えるものもあります。

自分の考え方や予算に合ったバランスで選びましょう。


▼三大疾病保険については以下の記事でより詳しく解説しています。

4:40代におすすめする保険③:変額終身保険

この章では、変額終身保険を40代におすすめする理由と、仕組み・加入時のポイントを解説します。

4-1:おすすめする理由

40代に変額終身保険をおすすめする理由は、葬儀費用と老後資金の準備を、インフレに強い形で同時に進められるからです。

変額終身保険は、投資信託で資産を運用しながら一生涯の死亡保障を持てる保険です。

長期で運用することで老後資金を育てつつ、葬儀費用などの一生涯の保障も確保できます。

さらに、株式などインフレに強い資産で運用できるため、物価が上がってもインフレの影響を受けにくいです。

このように、40代には「保障」と「資産形成」を両立し、インフレにも対応できる変額終身保険がおすすめです。


老後資金は数千万円単位で必要になる

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」によると、60代・夫婦世帯が老後に必要と考える資金の平均は2,792万円

一方、実際に老後資金として準備できている金額は平均1,879万円で、約900万円のギャップがあります。

さらにインフレが続けば、必要額は将来さらに大きくなるおそれがあります。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」


4-2:変額終身保険の仕組み

変額終身保険は、保険料を投資信託で運用し、成果に応じて保険金や解約返戻金が変動する終身保険です。

▼イメージ図

変額保険の仕組みを示す図。基本保険金額1,000万円(最低死亡保障)の一生涯保障で、運用実績により保険金や解約返戻金が変動する。40歳男性を例とした毎月の保険料29,210円、65歳までの払込期間、総支払額8,763,000円が記載されている。

図のように、変額終身保険では運用成績に応じて「死亡保険金(黒線)」と「解約返戻金(黄線)」が変動します。

黒線の「変動保険金」は、死亡時に支払われる保険金を表しています。

運用が好調なときは上昇し、成果がそのまま保障額に反映されます。

一方、運用が悪化しても、「基本保険金(=最低死亡保障額)」を下回ることはありません。

つまり、死亡時には一定の金額が必ず支払われる仕組みです。

続いて、黄色の「解約返戻金」は、解約した場合に受け取れる積立部分を示しています。

こちらは最低保証がなく、運用が悪いと元本を下回る(=払込保険料より少なくなる)場合もあります。

また、10年以内に解約すると、解約控除(手数料)が差し引かれ、受取額がさらに少なくなる点にも注意が必要です。

4-3:変額終身保険の加入ポイント

変額終身保険は、貯蓄と保障のどちらを重視するかによって設計のポイントが異なります。

払込期間や運用先の設定で、貯蓄効率・月々の保険料・将来の保険金・解約返戻金額が大きく変わるためです。

例えば、以下の条件で払込期間を10年と20年にした場合で比較します。

40歳男性を例とした、基本保険金500万円の変額終身保険(運用利回り平均6%想定)のシミュレーション表。払込期間が10年と20年の場合について、毎月の保険料、総支払保険料、65歳時点の解約金、および返戻率を比較しています。

払込期間を短くすると、月々の保険料は高いですが返戻率(貯蓄率)も高いことがわかります。

一方で、払込期間を延ばすと、月々の負担は抑えられますが返戻率も下がります。

また、貯蓄を重視する場合、運用先の選び方も重要なポイントです。

将来的にお金を増やしたい場合は、株式ファンド中心に運用することで6%程度の高いリターンを目指しやすいでしょう。


株式で運用した場合の長期リターンの目安

株式ファンドは短期的には値動きがありますが、10年以上の長期運用では安定してプラスになる傾向があります。

代表的な世界株式指数「MSCI ACWI(先進国+新興国)」の過去データでは、10年以上保有した場合の平均リターンは年率5〜8%前後とされています。

一方、国内債券ファンドの平均リターンは年1〜2%、世界債券ファンドでも2〜3%程度にとどまります。


▼変額保険については以下の記事でより詳しく解説しています。

5:40代におすすめの保険④:収入保障保険

この章では、40代に収入保障保険をおすすめする理由と、その仕組み・加入時のポイントを解説します。


この保険は家族への経済的責任がある方向けの保障です。独身の方で、遺族への仕送りの必要性などがない場合は、加入する必要はありません。

5-1:おすすめする理由

40代に収入保障保険をおすすめする理由は、教育費など支出が多く家族を守る備えが必要だからです。

たとえば会社員の夫が亡くなった場合、妻と子ども1〜2人の世帯が受け取れる遺族年金は年間およそ180万〜250万円程度です。

一方、総務省「家計調査」によると、夫婦や子どものいる2人以上世帯の平均生活費は年間約330万円。

遺族年金だけでは家計をすべて支えるのは難しいのが現実です。

特に子どもが小さい家庭では、年間100万円以上の収入不足になることもあります。

このように、万一のときに家族の生活を守るため、40代には収入保障保険がおすすめです。

5-2:収入保障保険の仕組み

収入保障保険は、亡くなった後に家族が毎月一定額の保険金を受け取れる仕組みの死亡保険です。

※一括受取も可能です

▼イメージ図

死亡保険金が月額20万円支払われる保険の仕組みを示す図。40歳男性を例とし、受け取れる保険金総額が40歳時点の4,800万円から50歳時点で2,400万円と年々減少し、60歳で満了する様子が描かれている。毎月の保険料は2,800円(非喫煙優良体割引あり)、払込期間は60歳まで。

図のように、亡くなった時期が早いほど受取総額は多く、遅いほど少なくなります。

そのぶん保険料は、同じ期間ずっと一定額を保障する定期保険よりも安くなります。

5-3:収入保障保険の加入ポイント

収入保障保険に入るときは、「いつまで」と「いくら」をしっかり決めることが大切です。

多すぎるとムダな保険料に、少なすぎると万一の時の生活費や教育費が足りなくなります。

① 保険期間(いつまで):家族が自立するまで

・たとえば、子どもが10歳なら大学卒業までの約23年間をカバーするように設定
・配偶者の働き方や住宅ローンの残り期間も考慮するとより現実的

② 月額給付金(いくら):不足分を正確に算出

たとえば、以下のように計算していきます。

万が一の際の不足分(給付金の目安)を算出する表。夫婦と子ども1人の生活費(月額約27〜30万円)から、会社員世帯の遺族年金(月額約10〜15万円)を差し引いた不足分が、月額約12〜20万円になることを示しています。

健康状態が良い場合、保険料が割引になる

健康状態が良い方は、保険料が割引になる「非喫煙・優良体割引」を利用できる場合があります。

過去1年間タバコを吸っていないことや、BMI・血圧が基準内であることが条件です。

これらを満たすと、同じ保障内容でも保険料が安くなることがあります。

こうした割引制度を扱う保険会社を検討してみるのも有効です。

【割引による保険料の差(例)】
※40歳男性・保険期間20年・月額給付金20万円の場合

喫煙の有無と健康状態(優良体・標準体)の4つの区分ごとに、月額保険料の違いを比較した一覧表。非喫煙・優良体の2,800円から、喫煙・標準体の7,780円までの4パターンの金額例が記載されています。

6:まとめ

40代は支出が多く、健康リスクも高まる時期です。

医療保険・三大疾病保険・変額終身保険・収入保障保険の4つを軸に、保障を整理しておくと安心です。

大切なのは、自分や家族に必要な保障を過不足なく持つこと。

どの保険を優先すべきか迷ったら、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみるのもおすすめです。

7:マネースクール101の無料個別相談

「40代の保険選び、どうしたらいい?」
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