複利とは?知らなきゃ損するお金の増やし方とおすすめ複利商品2選

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複利とは?知らなきゃ損するお金の増やし方とおすすめ複利商品2選

複利とは?知らなきゃ損するお金の増やし方とおすすめ複利商品2選

「お金を増やすなら、単利よりも複利の方が良いと聞きました。複利とはなんですか?」

複利とは「元本と利息」に利息がつくことを言います。

お金を増やすなら、断然複利の方が有利です。

お金を増やすためには、複利を理解し活用することがとても大切です。

この記事では、複利の仕組みやメリット、単利との違いや、おすすめの複利商品を説明していきます。

この記事でわかること

  • 複利と単利の仕組み
  • 複利のメリット
  • 複利と単利の増え方の違い
  • 複利の効果を活かすポイント
  • おすすめの複利の金融商品

この記事を書いたFP
複利とは?知らなきゃ損するお金の増やし方とおすすめ複利商品2選
谷間 志帆
谷間 志帆
理想のライフプランを実現するために、 知っておくべきお金の知識をわかりやすくお伝えします。

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目次

1:複利とは「元本と利息」に利息がつくこと

金利の付き方は2種類あり、それぞれ複利単利といいます。

それぞれ以下のように金利の付き方に違いがあります。

  • 複利:「元本+利息」に利息が付いて増えていく
  • 単利:「元本」にのみ利息がついて増えていく

2つの金利の付き方を図で比較すると以下のようになります。

左側の「単利」は投資の元本に対してのみ利息が付き、毎年一定額(例では3万円)の利息が積み上がる様子を示しています。一方、右側の「複利」は元本と利息の合計に対してさらに利息が付き、年を追うごとに元本も受け取る利息額(3万円、3.09万円、3.18万円…)も増加していく様子を、それぞれ1年目から5年目までの棒グラフで説明しています。

2:複利のメリットは単利より効率的に増やせること

複利のメリットは、同じ金利でも単利よりも効率的に増やせることです。

複利は、ついた利息が元本に組み込まれていくので元本自体が大きくなります。

そのため、利息の額も年々大きくなります。

複利と単利の増え方の違いをシミュレーションで比較してみましょう。

複利と単利の違い

例:元本100万円、金利7%で運用した場合の違い

単利と複利の違いを比較した図解です。元本100万円、金利7%の場合の推移を棒グラフで示しています。

左側の「単利」は「預けたお金(元本)」にだけ利息がつくため、1年後は107万円、2年後は114万円となり、40年後には380万円になります。一方、右側の「複利」は「預けたお金(元本)+利息」に利息がつくため、1年後は107万円、2年後は114.49万円となり、40年後には1,497万円になるという結果の違いを説明しています。

1年後は複利も単利も元本のみなので、付く利息は7万円で同額です。

しかし、2年後から違いが出てきます。

単利は元本のみなので7万円の利息で合計114万円です。

対して複利は、1年目の利息7万円にも7%の利息4900円が付くため合計114.49万円と単利より金額が増えています。

この条件で40年間運用した場合、

単利→380万円
複利→1,497万円

単利と複利の差はなんと1117万円です。

お金を増やそうと思ったら、同じ金利でも複利の方が効率が良いということがわかると思います。

3:複利のメリットを大きくするための2つのポイント

複利のメリットを大きくするポイントは以下の2つです。

  • 長期
  • 高金利

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3−1:時間をかければかけるほど複利のメリットは大きくなる

複利のメリットは運用期間が長くなればなるほど大きくなることです。

複利は、付いた利息を元本に組み込むので、時間の経過とともに元本が大きくなり、利息の額もどんどん大きくなっていきます。

以下の条件で、運用期間ごとに、資産額と利益の違いをみていきましょう。

条件:元本100万円、複利7%

運用期間(10年、20年、30年)ごとの資産額と利益の推移を示した表です。

10年では資産額1,967,000・利益967,000ですが、20年では資産額3,870,000・利益2,870,000、30年では資産額7,612,000・利益6,612,000と、運用期間が長くなるにつれて数値が大きく増加していく様子が示されています。
10年では資産額1,967,000・利益967,000ですが、20年では資産額3,870,000・利益2,870,000、30年では資産額7,612,000・利益6,612,000と、運用期間が長くなるにつれて数値が大きく増加していく様子が示されています。

運用開始から10年間で増えた金額は96.7万円です。

一方で、20年間の運用では利益が287万円となり、96.7万円の2倍の額(193.4万円)よりも大きく増えています。

さらに30年間の運用になると利益が661万円となり、96.7万円の3倍の額(290万円)よりも370万円も大きく増やせています。

グラフでも見てみましょう。

「元本」と「元本+運用収益」の30年間の資産額推移を比較した折れ線グラフです。

「元本」は1,000,000円で30年間一定であるのに対し、「元本+運用収益」は年数が経過するごとに上昇幅が大きくなり、30年目には8,000,000円近くまで増加する様子が示されています。

グラフでも分かる通り、次第に放物線を描くように増えていくことが特徴です。

つまり、複利のメリットは長期になればなるほど大きくなるということを表しています。

3−2:金利が高くなるほど複利のメリットは大きくなる

複利のメリットを大きくするポイント二つ目は高金利です。

金利が高くないと複利であってもお金は単利より大きく増えません。

例えば、以下の条件で比較してみましょう。

条件:元本100万円/運用期間40年

※金利0.1%、1%、7%で比較

0.10%、1%、7%の各条件下における、40年後資産額(複利と単利)とその差額を比較した表です。

0.10%の場合の差額は1,000(複利1,041,000、単利1,040,000)ですが、1%では差額88,000(複利1,488,000、単利1,400,000)、7%では差額11,174,000(複利14,974,000、単利3,800,000)となり、パーセンテージが高くなるにつれて複利と単利の資産額の差が大きく広がる様子が示されています。

金利が0.1%だと長期運用しても単利との差は1000円です。

一方で7%の金利になってくると1000万円以上も差が付きます。

つまり、いくら複利で長期運用しても金利が低いと単利との差はわずかになってしまいます。

ですから、複利のメリットを大きくするためには高い金利を狙っていくという事も大切なポイントです。

4:複利効果が期待できる商品2選

これまで説明したことを踏まえ、複利を活かすことができる商品のポイントは以下の2つ

  • 長期運用できるか
  • 高金利で運用できるか

この2つのポイントを踏まえた上で、おすすめできる複利の金融商品を2つご紹介します。

4−1:投資信託(無分配型、分配金再投資型)

おすすめ商品の1つ目は「投資信託(※1)」です。

その中でも「無分配型」と「分配金再投資型」を選べば複利運用(受取型は単利)になります。(※2)

どちらも投資信託の運用がうまくいくこと前提で考えると、先述した2つのポイントはクリアしています。

例えば、過去20年間(2006年3月〜2026年3月)にわたって世界株式(MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス)型の投資信託を保有していた場合の平均リターンは8.5%です。

データ参照:curvo|Historical performance of the MSCI World index

加えて、ほとんどの投資信託の信託期間(運用がスタートしてから終了するまでの期間)は無期限で設定されています。

自ら短期で解約しない限り長期での運用が可能です。


※1投資信託とは

投資信託とは、以下の図のように、投資家(資産運用をしたい人)がお金を出して専門家に託します。(商品や金融機関によって違いはありますが100円〜投資可能)

その資金をもとにファンドマネージャー(上図の「専門家」部分)が、国内や海外の株式や債券などの金融商品の売買を繰り返します。

そこで利益が出れば私たちが出し合ったお金も増えますし、損が出れば減ります。

つまり、少額でも多くの人のお金をまとめることで、様々な金融商品に分散しながらプロに託した資産運用ができるというメリットを持つ金融商品です。


※2 分配金の取り扱い方法は3種類

■受取型
分配金を現金として受け取る方法で単利運用になります。投資で得た利益を毎回受け取るので、投資元本(初期の投資額)は増えません。

■再投資型
分配金を受け取らずに、その金額分で自動的に同じ投資信託を再度購入する(再投資)方法で、複利運用になります。利益を再投資することで投資信託の口数が増え元本が大きくなります。

■無分配型
運用している期間中、投資家に一切分配金を支払わない投資信託のことで、複利運用になります。分配金を払い出さない分純資産がどんどん大きくなります。


NISAやiDeCoを利用すると税金もお得になる

NISAやiDeCoといった仕組みを利用して投資信託を購入すると、通常よりも投資にかかる税金をお得に運用することができます。

  • NISA 利益に対して約20%税金がかかるのが非課税になります。
  • iDeCo 掛金が所得控除になります。

受取時に控除(退職所得控除、公的年金控除)が使えます。


4−2:貯蓄型保険(外貨建保険、変額保険)

おすすめ商品の2つめが「貯蓄型保険(※1)」です。

貯蓄型保険は複利運用できる商品で、その中でも「外貨建保険」と「変額保険(※2)」がおすすめです。

どちらも、先述した2つのポイントが両方クリアできる商品になります。

例えば、米ドル建の外貨保険の積立利率は3〜4%程度で推移しており円建に比べると高金利で運用が可能です。

(変額保険は投資信託で運用するので3−1と同様です)

加えて、外貨建、変額保険ともに10年〜終身の保険期間でプランニングできるようになっています。

自ら短期で解約しない限りは長期での運用が可能です。


※1 貯蓄型保険とは

貯蓄型保険は、貯蓄と保険を組み合わせた保険です。

保険料の一部を保険会社が運用するため、将来的に払った保険料よりも多い金額を満期金や解約返戻金といった形で受け取ることができます。

保険会社の運用は主に債券(円建ての保険は国債で、外貨建ての保険は外国債券で主に運用)で行うため、加入時に利率や最低利率が確定している商品が多いです。


※2 変額保険とは

変額保険とは、保険と資産運用(投資信託)がセットの商品です。

運用商品の中身は投資信託なのでプロに任せて運用ができ、さらに保険としての機能がつくので安心です。


5:まとめ

単利よりも複利の商品を選ぶ方が同じ金利でも効率よく増やす事ができます。

特に、長期の資産形成を目的として運用を始めたい方は「複利」のメリットを大きく出来るような商品でスタートするのがおすすめです。

具体的な商品が知りたい、複利でお金を増やしたいと思った方は、ぜひファイナンシャルプランナーなどに相談して資産運用を始めることをおすすめします。

6:マネースクール101の無料個別相談

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