花粉症治療は保険適用される?主な治療法3選と費用の目安を徹底解説

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花粉症治療は保険適用される?主な治療法3選と費用の目安を徹底解説

花粉症治療は保険適用される?主な治療法3選と費用の目安を徹底解説

「花粉症が辛くて治療したい。でも花粉症の治療って保険が効くの?」

つい最近まで「花粉症」には縁がないと思っていた方も、急にスイッチが入ったように鼻水や目のかゆみなどに悩まされているのではないでしょうか

また、夏や秋には、スギやヒノキ以外の花粉が原因で花粉症の症状が出ることもあります。

花粉症を治してたくて病院やクリニックに行くと、保険は適用されるのでしょうか?

事実、花粉症治療は保険適用されます。

ただし、一部の治療方法では保険適用されないものもあるため注意が必要です。

この記事では、花粉症の治療が保険適用されるのか?や、主な治療法の具体的な費用などを紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。

この記事でわかる事

  • 花粉症治療は保険適用になのかどうか
  • 保険適用になる花粉症治療の種類
  • 主な花粉症治療の費用
  • 保険適用にならない花粉症治療の種類

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目次

1:花粉症治療は基本的に保険適用される

「保険適用」という文字と、錠剤や「花粉」と書かれた薬などのイラストを手で示して案内している、白衣を着た女性のイラスト。

花粉症治療はほとんどの場合、保険適用されます

なぜなら花粉症は、国が正式に「病気」と認めている疾患の一つだからです。

したがって、病院やクリニックで医師の診断を受けたうえで行う治療の多くは、健康保険が適用されます。

治療法によりますが、病院に行って治療を受けると、約2,000〜20,000円程度の費用が発生します。

健康保険が適用されると、3割負担で約1,000〜5,000円程度の支払いで済みます。

花粉症はれっきとした病気であり、医療機関で行われる多くの治療は保険が適用されます。


医療が保険適用となる2つの条件

病院やクリニックに行き、『保険適用』となるためには2つの条件があり、どちらも満たしていることが必要です。

  1. 治療を必要とする病気や怪我である
  2. 国が保険診療として認めた治療法である

厚生労働省は、保険適用となる保険診療の目的として、『疾病(病気)、負傷(ケガ)等に関して保険給付を行い、国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする』としています。

参照:厚生労働省|保険診療の理解のために


2:花粉症で保険適用される主な治療方法3選と費用の詳細

3つの治療法を表すイラスト。左から順に、「薬(飲み薬や目薬)」として目薬と錠剤のアイコン、「舌下免疫療法」として舌の下に薬を置いている口のアイコン、「レーザー治療」として鼻に器具を当てている人のアイコンが描かれています。

保険適用される花粉症の治療方法は以下の3つです。

  • 薬(飲み薬や目薬)
  • 舌下免疫療法
  • レーザー治療
治療法の費用や目的をまとめた表。薬(飲み薬や目薬)、舌下免疫療法、レーザー治療の3つの治療法について、それぞれの月額費用(目安)、年間費用、備考、治療の目的が記載されています。

※費用は保険適用後の金額

手軽に始められる順にご紹介していきます。

2−1:薬(飲み薬や目薬)

医師の診察を受け、処方された抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬は保険適用になり、月々数百円〜3,000円程度の薬代がかかります。

処方される薬の内容によっては自己負担額が比較的少なく抑えられます。

治療の目的

症状を一時的に抑える

治療の期間

シーズン中継続(毎年)

2-1-1:費用の具体例

軽症の場合(抗ヒスタミン薬のみ)
1日1錠の内服薬を処方された場合、3割負担で月500〜1,000円程度です。

中等症〜重症(点鼻薬や目薬を併用)
内服薬+点鼻薬+点眼薬を処方されると、自己負担額は月2,000〜3,000円ほどになります。

ジェネリック医薬品を選ぶ場合
さらに費用を抑えたい方は、ジェネリックを選ぶことで1,000円前後で済む場合もあります。

つまり、花粉症治療薬であれば、毎月の薬代は家計への大きな負担にはなりにいと言えます。

症状をしっかり抑えるためにも、医師に相談しながら早めの対策をとりましょう。

▼ジェネリック医薬品に関して詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

2−1−1:薬での治療が向いている人

  • 市販薬で効果が薄い人
  • 妊娠中や授乳中の女性(医師の指導のもと、安全性の高い薬が処方されます)
  • 受験生や仕事が忙しく集中力が必要な人(眠気が出にくい第2世代抗ヒスタミン薬などを選ぶことで、生活への影響を抑えられます)

軽症であれば市販薬という選択肢も

症状が比較的軽い人は、医師の処方を受けずに市販薬で対処する方法もあります。

市販の抗ヒスタミン薬(アレグラFXやクラリチンFXなど)は、14日分で1,000〜1,500円前後

点鼻薬や目薬も含めても月2,000〜3,000円程度で症状をコントロールできるケースもあります。

対象の薬は「セルフメディケーション税制」の控除対象となる可能性があるため、レシートを保管しておくのがおすすめです。


2−2:舌下免疫療法

舌下免疫療法は保険適用で受けられるため、薬代は月2,000円〜3,000円程度が目安です。

舌下免疫療法は、花粉症の根本的な改善を目指す治療法で、薬を舌の下に1〜2分保持し、その後に飲み込むという手順で行います。

毎月処方される薬の費用が決まっており、長期的に継続する必要がありますが、月々の負担は比較的安定していると言えます。

治療の目的

体質改善による根本治療

治療の期間

最低3年、推奨は5年(毎日服用)

2-2-1:費用の具体例

使用される薬の例:シダキュア(スギ花粉エキス舌下錠)

薬価:約2,700円(1日1錠・30日分)
→3割負担で月900円程度

初診・再診料、検査料などを含めた場合

初月は診察料やアレルギー検査で5,000〜6,000円程度かかることがありますが、2カ月目以降は診察と処方で月2,000〜3,000円程度が一般的です。

年間合計で約2〜3万円

舌下免疫療法は最低3年、推奨は5年の継続が必要とされており、長期的な計画が必要です。

つまり、舌下免疫療法は保険適用により月2,000〜3,000円程度で始められ、将来的に花粉症の症状を大幅に改善できる可能性がある治療法です。

長期の治療になりますが、計画的に家計管理をすれば無理なく取り入れることができます。

2−2−2:舌下免疫療法が向いている人

  • 毎年重度の花粉症に悩まされており、薬だけでは症状が抑えられていない人
  • 体質改善による、根本治療を希望する人
  • 5歳以上の子どもや若い世代(将来の負担軽減のために早期治療が推奨される場合があります)
  • スギ花粉やダニに対するアレルギーが明確な人

2−3:レーザー治療

保険適用で花粉症のレーザー治療を受けた場合、自己負担額は月あたり1,000〜2,000円ほどに抑えられます。(初回費用負担は4,000円〜6,000円程度)

花粉症のレーザー治療は、主に耳鼻科で鼻粘膜を焼いて、花粉症の症状を軽くします。

治療の目的

鼻の粘膜を焼いて症状を軽くする

治療の期間

年1回程度

2-3-1:費用の具体例

保険適用で治療を受けたケース(3割負担)

鼻粘膜焼灼術(両側):医療機関での点数により異なりますが、診察料+処置代で約5,000円前後が目安(※検査や再診料含む)。

この費用を1シーズン(約5カ月)で割ると、月1,000円前後に相当します。

薬(飲み薬や目薬)との比較

薬代が月2,000〜3,000円かかることを考えると、保険適用のレーザー治療はコストパフォーマンスが高い選択肢になります。

つまり、花粉症のレーザー治療は、月換算で1,000円前後と非常に現実的です。

薬に頼らず、コストを抑えつつ症状改善を目指したい方には、おすすめの治療法です。

2−3−2:レーザー治療が向いている人

  • 鼻づまりが主な症状で、薬では改善しない人
  • 薬の副作用(眠気など)に困っている人
  • 妊娠中・授乳中など、薬が使いにくい人
  • 毎年同じ時期に重症化するため、予防的効果を期待する人
  • 比較的短期間で効果を感じたい人

保険適用にならない花粉症治療の種類

一部の花粉症治療には、健康保険が適用されない「自由診療」があり、費用面では自己負担が大きくなるため注意が必要です。

これらの治療は、国が医療的な必要性や効果を十分に認めていない、もしくはエビデンスが不十分なため、保険診療の枠外とされています。

代表的な保険適用外の治療は以下の通りです。

治療法別の効果と費用をまとめた表。治療法、効果、費用の順に、花粉症ボトックス(約2週間、8,000円〜20,000円)、高濃度ビタミンC点滴(2日〜数日間、8,000円〜30,000円)と記載されています。

これらはいずれも短期間の効果にとどまり、定期的に受ける必要があるため年間コストが高額になる可能性があります。

ただ、花粉症の時期になると、美容外科や皮膚科で花粉症ボトックスのキャンペーンを行っているところが多いので、「手軽だからやってみよう」と思う人や、点滴に、花粉症治療の効果以上に美肌効果を期待して「自由診療」の治療を選択される方は多いです。

このような自由診療を選ぶ際には、費用対効果や継続性をしっかり検討することが重要です。


3:まとめ

花粉症治療は保険適用される場合がほとんどです。

私は、風邪かと思って病院に行ったら花粉症が原因で、処方されたお薬により、すぐ鼻水が止まったという経験がありました。

保険適用される方法を選べば、費用を抑えつつ効果的に症状を軽減できます。

さらに、薬を使う治療だけでなく、根本治療や補助的な治療も選び方次第で費用対効果が大きく変わってきます。

花粉症治療は「保険適用を活用する」「長期的なコストを見通す」ことで、無理なく生活に取り入れることができます。

治療法の選択に迷いましたら、費用と相談の上、適切な治療法を選択してみてください。

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