リフィル処方箋とは?メリットデメリット、使える条件を解説

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リフィル処方箋とは?メリットデメリット、使える条件を解説
2026.01.30

リフィル処方箋とは?メリットデメリット、使える条件を解説

「毎回同じ薬をもらうのに、毎回診察を受けるのが面倒…。」

そう感じたことはありませんか?

そんなお悩みを解決する仕組みとして、2022年4月から「リフィル処方箋」が導入されました。(※リフィル処方箋を導入していない医療機関もあります。)

リフィル処方箋とは、医師の判断により、同じ薬を最大3回まで繰り返して受け取れる処方箋のこと。

▼以下は私が実際にリフィル処方箋を発行してもらった際の写真です。


リフィル処方箋とは、医師の判断により、同じ薬を最大3回まで繰り返して受け取れる処方箋のことです。この記事では、リフィル処方箋のメリットやデメリット、使用条件、使用する際の注意点について分かりやすくご紹介します。

リフィル処方箋は忙しい日常の中でも、医療をもっと身近で便利にできる制度です。

ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること

  • リフィル処方箋のメリットとデメリット
  • リフィル処方箋を使える3つの条件
  • トラブル防止のために知っておきたい注意点

著者
リフィル処方箋とは?メリットデメリット、使える条件を解説
さとうみなみ
さとうみなみ
現役の美容看護師です。 医療や美容は、実はお金と深く関わっています。綺麗と健康に「お金」の視点を組み合わせると、人生の選択肢がもっと広がりますよ。

目次

1:リフィル処方箋の具体的なメリット・デメリット

この章では、リフィル処方箋のメリットとデメリットについてそれぞれ解説していきます。

1−1:リフィル処方箋のメリット

リフィル処方箋のメリットは以下の4つです。

  • 通院の負担が減る
  • 時間の節約ができる
  • 薬の飲み忘れを防げる
  • 薬局で薬を受け取る日を、ある程度自分で調整できる

1枚の処方箋で同じ薬を最大3回まで繰り返して受け取れるため、通院時間や通院費用の削減ができます。

1−2:リフィル処方箋のデメリット

リフィル処方箋のデメリットは以下の2つです。

  • 全ての人に適応できる訳ではない
  • 一部の薬や治療内容(症状)によっては、リフィル処方箋を使えない場合がある

使用できないケース

  • 精神科系の薬
  • 抗生物質
  • 医療用麻薬
  • 向精神薬
  • ワクチン
  • 急性期疾患
  • 初診時の薬など

2:リフィル処方箋を使える3つの条件

リフィル処方箋は、全ての人が使えるわけではありません。

使うためには以下の3つの条件を全てクリアする必要があります。

  1. 症状が安定している
  2. 対象となる薬であること
  3. 医師がリフィル処方箋の発行を適切と判断していること

それぞれ解説していきます。

2−1:症状が安定している

症状が安定していることは、最も重要な条件です。

病状が落ち着いていれば、定期的な診察が減っても大丈夫だからです。

以下の病気は、薬によって症状が安定させられる場合が多く、リフィル処方箋の対象になりやすいです。

  • 高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病
  • 骨粗しょう症
  • 花粉症や慢性皮膚疾患など

病状が安定しており、緊急の診察が必要のないことは特に大切な条件となっています。

2−2:対象となる薬であること

リフィル処方箋を使えるのは、対象となる薬に限られています。

薬の性質や使用目的によっては、継続的な診察や調整が必要だからです。

以下はリフィル処方箋の対象となりやすい薬の例です

  • アムロジピン(高血圧治療薬)
  • ロスバスタチン(高脂血症治療薬)
  • メトホルミン(糖尿病治療薬)
  • エナラプリル(心不全・高血圧)
  • シタグリプチン(糖尿病治療薬)
  • ビソプロロール(不整脈・高血圧)
  • テルミサルタン(高血圧)
  • カルボシステイン(去痰薬)

※リフィル処方箋の対象かどうかは医師へ確認を行いましょう。


リフィル処方箋の対象外とされる薬の例

  • リスペリドン(統合失調症など/向精神薬)
  • セルトラリン(うつ病/抗うつ薬)
  • モルヒネ(医療用麻薬/疼痛緩和)
  • メチルフェニデート(ADHD/向精神薬)
  • アモキシシリン(抗生物質)
  • クラリスロマイシン(抗生物質)
  • ロラゼパム(不安障害/ベンゾジアゼピン系)
  • インフルエンザワクチン(ワクチン)
  • 解熱鎮痛薬(急性疾患時の単回使用)

※抗生物質や精神薬、医療用麻薬などは症状の変化が大きく、使用条件も厳しいため対象外とされます。


リフィル処方箋は「どんな薬でも使える」わけではない点に注意しましょう。

▼リフィル可の場合の処方箋

2−3:医師がリフィル処方箋の発行を適切と判断していること

医師の判断は、リフィル処方箋の発行における最終的な決定要素です。

医師は、継続的に同じ薬を使用しても問題ないかを評価する責任があるからです。

症状が安定していて、薬が条件を満たしても、医師の判断で最終的にリフィル処方箋を避ける場合もあります。

  • 自己管理が不十分と判断される場合
  • 症状が安定していても合併症のリスクが高い場合
  • 薬の副作用リスクが高い場合
  • 定期的な検査・診察が治療上不可欠な場合
  • 高齢や認知機能の低下で自己管理が困難な場合

医師の的確な判断があってこそ、リフィル処方箋は安全で安心な仕組みになります。

3:リフィル処方箋を使用する際の注意点

リフィル処方箋は、使用上の注意点があるためしっかり把握しておきましょう。

使い方を間違えると薬を受け取れなくなる可能性があります。

使用上の注意点

  • 初回の調剤は、処方箋発行日を含めて4日以内に薬局で受け取らなければ無効になる
  • 再調剤は、医師が指定した次回調剤予定日の前後7日以内に薬局で受け取る必要がある
  • 調剤は最大3回(初回+再調剤2回)まで可能
  • 一部の薬局ではリフィル処方箋を取り扱っていないことがあるため、事前確認が重要

リフィル処方箋を正しく活用するためには、注意点をしっかりと把握しておきましょう


電子処方箋との併用で利便性がさらに向上

紙のリフィル処方箋はなくすと再発行が必要です。しかし、電子処方箋なら紛失リスクはゼロです。安心して継続利用ができます。


4:まとめ

リフィル処方箋は、通院の負担を減らし、薬での治療を続けやすくする便利な制度です。

医師の許可を得ることで、同じ内容の薬を最大3回まで薬局にて受け取れるため、忙しくても薬を切らしてしまう心配が減ります。

慢性疾患などで、同じ薬を使い続ける方にとって、通院回数を減らせるだけでなく、電子処方箋を併用すればさらに便利で安心です。

リフィル処方箋を処方してもらいたい場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。

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さとうみなみ
現役の美容看護師です。 医療や美容は、実はお金と深く関わっています。綺麗と健康に「お金」の視点を組み合わせると、人生の選択肢がもっと広がりますよ。
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